2010年3月27日土曜日

ゴンフォテリウム Gomphotherium sp.

Gomphotherium sp.
中新世・ユーラシア、アフリカ、北アメリカ
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 ゾウの進化を知る上で、非常に重要な位置付けにあるゾウ・ゴンフォテリウムです。
今回のイラストは、神奈川県立生命の星・地球博物館に展示してある復元全身骨格(2・3枚目の画像)を基に描きました。
 他の種類のGomphotheriumの全身骨格をご覧になった事のある方はお気付きと思いますが、この骨格は頭がとても大きいです。Gomphotheriumは脚が短く復元される事が多いので、相対的に胴が長く見えたり頭が大きく感じられますが、この骨格はそういう要素を抜きにしても大きいです。
肉付けした時、この大きな頭が不自然に見えないかと思っていたのですが、描き上げてみるとそこまでおかしくは無いかもしれません。
 Gomphotheriumについて気になっている事があります。それは、下顎の内側のどの辺りまでが口の中と同じ様な粘膜だったのかという事です。また、舌がどの辺りにあったか(どの辺りまで届いたか)も同じく気になります。
まず化石には残らないので分からないとは言われるものの、面白いのでよく人にご意見を求めています。

(イラスト・文 meribenni)

3 件のコメント:

  1. 現生のゾウのプロポーションに見慣れていると
    異質な感じですが、それがまた魅力的かも知れませんし、
    meribenniさんのイラストを見ているうちに、
    これはこれでカッコイイと思えてきました。
    ゴンフォテリウム属の中でも、種によって
    プロポーションも違うようですから、
    他の種の標本も見てみたいもんです。(ふらぎ)

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  2. 復元されているゴンフォテリウム属の色々な全身骨格を見ると、かなりプロポーションが違っていて面白いです。
    個人的にはDenver museumのがかっこいいので、見てみたいですね。
    それぞれで描き分けると面白いと思うので、そのうち描こうかなと思っています。
    (meribenni)

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  3. プロポーションだけでなく、頭骨の形も展示によって
    随分違いますよね。
    面白いけど、いろいろ気になる事も多くて厄介だなぁ(笑)。(ふらぎ)

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