2013年8月17日土曜日

ヘノドゥス Henodus


 ヘノドゥス ケリュオプス
 Henodus chelyops

全長 1m
ドイツ
三畳紀後期
一見カメのようですが、カメよりも首長竜に近縁の海棲爬虫類・板歯類の1種。板歯類というと馴染みが薄いかもしれませんが、同じ板歯類のプラコドゥス等と一緒に古生物図鑑で紹介される事も多いので、姿形には見覚えのある方も多いかも知れません。

板歯類の全身骨格は国内では見たことが無く、それを見る事は古生物好きとしての夢の一つでした。2011年には、ドイツ、ニューヨークと立て続けにその展示を見る事が出来、特にドイツ・チュービンゲンではこのヘノドゥスの実物化石とも対面。地味ながら素晴らしい展示に驚いたものです。

今回のイラストでは、以前製作したプセフォデルマキヤモドゥスと同じように、前肢をトカゲ型に表現しています。姿形からカメと同じような関節の曲がり方に表現されるのですが、カメとは甲羅のつくりや骨格が違う事と、それ故に手足が胴体内には引っ込みそうに無いため、一般的な肘の曲がり方にしてみました。

左・ヘノドゥス  右・プラコドゥス
(2011年 アメリカ自然史博物館にて撮影)


主な参考資料
・"Encyclopedia of Paleonherpetology  Sauropterygia1" O.Rieppel
  (イラスト・文:ふらぎ
(恐竜・古生物イラストブログ「Extinct Creatures)


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